[NEW]ラクガキ本作りました

数年ぶりに本を作りました。
ラクガキを集めた12ページのゆるーい冊子です。
せっかくなんでこの本について色々書いてみようと思います。

あれは8月末、雨漏りのする新世界の某チェーン喫茶にて…。

天井から滴る雨水を横目にサークルカットを描き、締め切り30分前にスライディングで関西コミティア出展権を獲得したのが発端。
そこからリバイバル夏風邪をやりつつチマチマと描いたり描かなかったりして、できたのがこの本(と呼んでいいのか怪しいボリュームの冊子)というわけです。

こう書くとギリギリなんとか生まれた感がすごいし実際そうなんですが今回のこの本、自分は結構気に入ってます。
例えば2ページ目。

これは川沿いのいつもの散歩道。でも土手なんで一旦ルートに入るとかなり向こうの橋まで歩かなきゃいけない。それでこの日は全体的にやる気がなく、すぐ折り返して元の信号まで戻ってきた。日暮れすぐの視界。


3ページ目。友人発言「シナモンって精神に効くらしい」をいまだ頑なに信じているためたまにパンにふりかけて食べる。この日もそうやって食べた記録。効いてるかは謎。おいしいからOK。


4ページ目。久々に思い出す機会があってIn Rainbowsを聴いた。音楽あるある当時の記憶も一緒に蘇る…そうあれは家から15歩くらい先の弁当屋で一瞬バイトしてた時。一番簡単なのり弁だけ充分に作れるようになった矢先、たくさん寝坊してしまい、信用と合わせる顔を失くし、辞めた記憶が蘇る。


10ページ目。高架下でひろったタクシーに乗る。おっちゃん曰く「鶴橋のほうは夜やってへん」らしく、そのまま友人宅近くまで。後部座席の車窓から眺める夜はいつもキラキラしていて、子供の頃の果てしなさを思い出す。

など。
「何思って描いたか説明されるのも見る側としてはウレシーかも」と言われたのも最近のことで、今回の本は“最近”をテーマにしてる節もあるから、これも含めたい。そういうわけで一部の絵についての背景をツラツラと書いてみました。
とはいえノイズになる心配は捨てきれず本誌あとがきに大きく書くのはやめました。ベースとして、絵の見方は自由でいいからね。

これを読んだ人だけ、あーなんかそーなんだねと思ってくれたらいいかという感じです。
結果的に今の自分に即した、生きた本になって嬉しい。作ってよかった。気に入ってます。

近々通販もします。また告知します。よかったらチェックしてみてね。