#2 川面のゆらめき

水面が揺らいで光が揺らいで
どこに行きたいかよく分からないまま
こうやって来てしまった

かと言って何もできない

話しても、すぐ何も言えなくなるのに
ずっとそこに居て
見て聞いていてほしいと思ってる

都合が良すぎる
銘々都合のいいようにしたいと思ってる
誰の言い分も独りよがりで、情けない、情けない

生きやすいと駄目だな。
どう生きても酷い

内外不信感を抱いて眉をひそめるこのバカらしい性格もいつか終わるのか
外発的な終わりに期待するフリをするとちょっと生きやすい。
そんな自分だからブン殴りたい 殴られたい

描きたい世界はたくさんある
でも描けなくても誰にも怒られない

それ言っちゃおしまい
しょうもない。しらねえよ
取り沙汰して何にもなくても今更どうでも良いんだ

こうやって色々言ってみても
何の話してたっけ
どうせすぐ忘れる
そんなもんか まあそうかもな。
何にもなくて、どうってことない
全部ウソ 分からなくなる